日々の泡をぷくぷくぷく・・・


by harumerci

死について

ちょっと重いタイトルですが…
先日テレビで観た谷川俊太郎さんのお話が心に残ったので書きます。
谷川さんは、幼い頃に母親から無条件に愛され、そのことによって「生きてていいんだ」という確信をもったそうです。そんなお母さんが大好きで、氏曰く「大のマザコン」だったそうですが、お母さんが亡くなった今、他にも旧友や大切な人もいわゆる「あの世」に行ってしまった今は、自分がそうなることが楽しみで仕方ないといいます。死んだら無になるというのも、それってどんな感じなんだろうと興味があるとキラキラした目で語っていました。

この語りを聞き、また死に対する考えが柔らかくなった気がしました。

初めて死を意識した頃は怖くて怖くて仕方ありませんでした。子どもだったこともあって、気持ちを抑えられなくなったこともありました。それが初めて和らいだのは、湯本香樹実さんの「夏の庭」を読んだとき。そこでは、知った人が死んだ世界にいるならそんなに怖くないよね、というメッセージがあったように思います。

谷川さんの語りはそれに引き続き、私の中での二度目の転機になりました。死ぬことに関しての話だけど、不思議と優しい気持ちになれました。
今なら安らかに受け止められそう。でもまだ先のことにしたいのが本音です。
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by harumerci | 2012-03-28 23:47 | life